レポート


「ロード・オブ・ザ・ソルト」のテーマ

1.「塩の道」の素晴らしさや全体性を行動で体感します。
  身体を使って旅をするサイクルツーリズムで、「塩の道」を旅した古人の苦労や感動を分かち合うとともに、三泊四日という宿泊を伴う連続的な行程で、「塩の道」の一体感とその今日的なありようを実感します。
2.「塩の道」の新しい地域観光資源を発見します。
 自動車よりもはるかに緻密、徒歩よりも広大であるサイクルツーリズムの視点を最大限に活かし、従来の観光ガイド的な視点からは着目されることの少なかった地域地域の繊細な美や多様性を探索します。
3.「塩の道」を通して、質的に新しい人的交流を図ります。
 自転車の旅は、身体を使って行動するがゆえに広域での新しい出会いを生む交流の旅です。またインターネットによる情報発信は、参加者だけでなく、関心を持つ多くの人に双方向的な交流の芽を育みます。
4.「塩の道」を通して、生涯学習の新たな道を探る。
 21世紀のツーリズムは、掛川市が現在まで実践してきた「生涯学習」と軌を一つにする方向に向かっています。
 旅の愉しみと苦労を通して、塩の道にまつわる歴史、文化、地域固有の多様性を深く学ぶ端緒とします。
5.「塩の道」を機軸に、21世紀の地域づくりの新たな可能性を創造する。
 人が訪れたくなる地域、人を招きたくなる地域、人が住みたくなる地域が、街づくりにおける新たな指標です。
 熟年世代を中心に、定年後の人的資源を街づくりに活かすための布石のひとつを、旅を通して模索します。

slowlife.info